QNAPを手動でバージョンアップ!アレクソン→QNAPもOK

2021年05月24日2022年11月02日

ヤフオクやメルカリで大量に出品されているNASのメーカー、アレクソンとQNAP。
実は2つとも同じ商品(OEM)。
今回購入したアレクソン Cloud Shelter 420をQNAP TS-453 PROとして使い続けられるようにOSを書き換えてみる。

今のバージョン

4.1.1 だけど 最新は 4.5.3 みたい。(2021/05/28時点)

"version"

https://www.qnap.com/ja-jp/download?model=ts-453 pro&category=firmware

ユーティリティソフトを使ったバージョンアップ → ダメでした

どちらにせよ、必要だろと思い Qfinder Pro をインストール。

https://www.qnap.com/ja-jp/download?model=ts-453 pro&category=utility

右クリックから ファームウェアの更新 を選択。

"QfinderPro"

最新の扱いでした。

手動で書き換え → OKでした

色々情報をあさくっていたら手動でいけるみたい。

https://wiki.qnap.com/wiki/Manually_Updating_Firmware

まずはSSHで接続。
Windowsなら Tera Term で。

"Tera Term"

標準パスワードは以下の通り。

ユーザー名:admin
パスワード:admin

"SSH"

なお、4.4.2からパスワードはMACアドレスになるみたい。

https://www.qnap.com/ja-jp/how-to/faq/article/qts-のデフォルトの管理者のユーザー名とパスワードを教えてください#:~:text=QTS 4.4.2以降では,大文字を使用します。

この画像が出たらログイン完了。

"ConfigrationSSH"

ここはQでQuitしてね。
次はYで。
んじゃ、これからバージョンアップの準備していくよ。

チェック [ここすごく大事]

updateフォルダがあるか確認、ないなら作る。

ls -l /mnt/HDA_ROOT/update

なければ作ってね。

mkdir /mnt/HDA_ROOT/update

updateフォルダがあるか確認、あるなら削除。

ls -l /mnt/update
ls -l /tmp/update_process

あるなら削除。

rm -rf /mnt/update
rm -f /tmp/update_process

OSファイルのダウンロード

公式から最新版をダウンロードしておきます。

https://www.qnap.com/ja-jp/download?model=ts-453 pro&category=firmware

"Download"

ダウンロードしたら展開しておいてね。
poweshellでPCからQNAPにファイル転送を行うよ。
展開したフォルダからpowershellを開いて次のコマンドを実行する。

scp TS-X53_20210515-4.5.3.1670.img admin@192.168.68.11:/share/Public

パスワードを聞かれるのでSSHした際のログインパスワードを入力してね。
copyが完了したTera Termに戻ってね。

バージョンアップ

リンクを作成していよいよ、バージョンアップ。

ln -sf /mnt/HDA_ROOT/update /mnt/update/etc/init.d/update.sh /share/Public/TVS-X63_20151118-4.2.0-work.img

たくさんのログが吐き出されるけど、気にせずに待ちます。(ここが一番ビビるwww)
終わったら再起動しましょう。

reboot

ちなみにwebの管理画面に入るときに、パスワードポリシーが変わっているから変更を求められる。

まとめ

無事にOSを最新版へ更新することができましたね。
最新版はappのインストールなどすることができるため、大変便利になっていますよ。
この機会にぜひ。